Chromecastってどんな感じ？

Chromecastって何？

Chromecast（クロームキャスト）は、Googleが開発・販売するUSBメモリーのような形をしたドングル型のデバイスです。
テレビのHDMI端子に接続してWi-Fiで繋ぐことで、パソコンやスマートフォン、タブレットなどで表示しているクラウド上の映像、音楽、写真、ウェブページなどをテレビで観ることができるというのが売りの機能のようですね。
これはまだ日本で発売されていないのですが、これを擬似的にAndroid端末で実行するするアプリが発表されました。

試してみよう

今回は、前のエントリ「SmartTVを買ってみよう（その１）」で書いたStick型Android端末をChromecastの代わりに使ってみましょう。

まず、SmartTVにはChromecastと同様の動作をするアプリを入れます。

CheapCast
Sebastian Mauer
価格：無料　　平均評価：4.5（315）

このソフトをインストールして、サーバーとして動作させます。

（注意点として、SmartTVはWiFi接続しておく必要があります。）

次に、Android携帯にクライアント用アプリを入れます。

RemoteCast (Beta)
ben lc
価格：無料　　平均評価：4.6（47）

Android携帯のほうも同じWiFiに繋いでこのアプリを起動すると、同じネットワークにあるChromecast(cheapcast)を探します。探索に成功するとこのように準備完了となります。

使えるのは、YouTube/Netflix/PlayMusic/PlayMoviesですが、Netflixは日本では使えないようですね。

では、YouTubeを実行してみましょう。

上部中央に今までなかったボタンが増えています。これをタッチすると、Chromecastへの接続が開始されます。

接続が成功すると携帯側はこのように変わります。

通知領域にも再生コントロールが追加されます。

そして、SmartTV側では自動的に動画再生が開始されます。

そして、動画再生が終わるとこんな画面になります。

で、感想は？

たった$35のパーツでスマホで動画を選んだりコントロールできるのは面白いのですが、SmartTVが$70で買えることを思うとSmartTVのほうがもっといろんなことができるので、わたしならSmartTVを選びますねぇｗ